2016年7月10日日曜日

都会の中にも自然と文化を味わえる—相楽園part1

今回、私は、自然を求めて、神戸元町にある相楽園に行ってきました。



大きな建物を横目に見ながら進んでいくと・・・ありました!

立派な門構えの『相楽園』


相楽園は、元神戸市長の小寺謙吉氏が営まれた庭園です。
明治18年ごろから築造され、明治末期に完成し、とても長い歴史があります。
入場料は大人300円人150円です。

この門を進んでいくと・・・

もうそこは、別世界のように緑がいっぱいでした!
強いていうなら、ジブリの世界のような・・・

雨がしとしと降っていたので、草や花に雫が溜まって、キラキラしていました★
とても静かで、周りに大きな建物があるなんて思えないくらいでした。
まず、最初に見えてきたのは、旧小寺家厩舎です。


旧小寺家厩舎は、園内に残る数少ない遺構の1つであり、ドイツ風の重厚な造りになっています。これだけの規模と構造を持つ厩舎は全国でも例がなく、神戸地方裁判所の設計者でもある河合造蔵の代表作の1つでもあります。

次に、旧小寺厩舎の隣にある旧ハッサム住宅です。
 

この建物は、インド系イギリス人貿易商 J.Kハッサム氏が建てたもので、もともとは北野にありましたが、昭和38年に相楽園へと移されました。


これは、旧ハッサム住宅の煙突で、阪神・淡路大震災によって、大きな被害を受け、この煙突が屋根を突き破り、1階まで落下して北西の部屋を大破したそうです。
ここでは、地震の生々しい傷跡も見ることができます。
この2つの庭園は国の重要文化財となっていて、見る価値は十分にありますよ!
近くにはベンチもあり、これらの建造物をゆっくり見ることができます。
 

part2では、この先に待っているメインの日本庭園を紹介します!


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