2016年7月27日水曜日

神戸と鹿の意外な関係?

神戸港が1868年に開港された当時、日本では食肉文化が定着しておらず、農家の作業等に飼育されていた但馬牛を食べたイギリス人が、その味を絶賛したことが神戸ビーフの始まりだといわれています。
というわけで、神戸と言えば、神戸牛が有名ですが、実は、鹿肉も神戸に関わりがあるんです!
一体どんな関係があると思いますか?

鹿肉は「ジビエ」の一種です。
ジビエとは、ヨーロッパで、一定の狩猟期間に捕られ、食される「野生の鳥獣肉」料理の総称をいい、昔は貴族の食べ物として珍重されてきました。
野生の鳥獣ですので、その肉はしなやかな筋肉がついており、脂肪は少なく、鉄分、ミネラルの非常に豊富な食材です。

神戸と言わず、兵庫県は今、増えすぎた鹿による農作物の被害がとても深刻になっていて、農家の皆さんが困っているんです💦
そこで、鹿を減らすべく、猟師の人たちが頑張っているんです!

ただ鹿を殺して終わりではありません。
神戸にある「ハイカラブルバード」というアパレルショップが、その鹿を加工して、洋服のボタンにしたり、鹿の皮で鞄やアクセサリーを作ったりしています。
そのアパレルショップは、鹿を余すことなく使おうと考え、元町駅の近くに、『鹿鳴茶流入船』という鹿肉専門店を立ち上げました。

http://rokumeisaryu.com/

このお店、アパレルショップが経営してるだけあって、とってもオシャレなんです!


カウンター内も、とってもオシャレでかっこいい!
女性一人で行っても、全然居づらくなかったです。




















メニューも豊富です。
鹿肉は値段が高いイメージを持っている人が多いかもしれませんが、ここのお店はローコストで、ハイクオリティーの鹿肉がいただけるのも、魅力の1つです。
テイクアウトでお弁当も出していたり、鹿肉の焼肉弁当を頼む男性も多かったです。

私が今回食べたのは、



890円の鹿シチューランチでした。これがめちゃくちゃおいしい!
おなかもお財布も満足です!!

鹿肉は、高タンパクで低カロリー、鉄分やミネラルも豊富です。
牛肉や豚肉に比べて、カロリーは3分の1で、脂肪分にいたっては80分の1と言われています。
鉄分も、牡蠣や馬肉よりも多いという、女性には嬉しいお肉なんです!

神戸牛も美味しくて有名ですが、ちょっと気分を変えて、鹿肉も食べてみるのはいかがでしょうか?

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