山で特に有名なのは六甲山で、もはや神戸のランドマークです。
しかし、今回紹介したいのは、地元の「高取山」と「再度山」です。
《高取山》
標高328mの高取山。
地元の方々には、「高取さん」と親しまれています。
斜面が急な分、がっつりと山に登りたい!という方にお勧めの山です。
山岳部の学生さんが練習している山でもあり、ゆっくり上っても1時間かかりません。
休日のお出かけにはぴったりです。
高取山には、いくつかの茶屋があります。
そのうちの1つが「中野茶屋」さんです。
レトロな雰囲気で、登山者の憩いの場となること間違いありません!
近くに住む方の中には、毎日来ている常連さんもいたりと、リピーターも多いです。
アクセス方法もいくつかあるので、高取山に登る際はぜひ足を止めてみてはいかがでしょうか?
ちなみに頂上まで上がると高取神社があり、神戸の風景を一望できます。
新長田の鉄人28号像も、肉眼でとらえることができます。
神戸港から出港する船の往来も見ることができ、飽きることがありません。
《再度山》
470mある再度山(ふたたび山)。
中央区にある山で、はじめは緩やかに登っていきます。
ゆっくりハイキング気分でいけるのが、この山の特徴です。
再度山の由来は、真言宗で有名な弘法大師が唐へ密教の留学に行く際、船旅の無事と学問成就を祈念して参詣し、無事に帰ってきたとき、再びここで修行をしたというところから、この名前がついたのだそうです。
私たちが知らないだけで、あちこちに歴史上の偉人とつながっている場所があることを考えると、知ることが楽しくなってきます。
この山のふもとにある茶屋は「ちまき工房ゆき」さんです。
現代風なデザインの茶屋で、おしゃれですね。
暑い日の避暑地にもなり、子供用の小さい公園もあります。
カフェのようにお茶をする場所としての利用もお勧めですが、中華料理も多く扱っているので、ぜひお食事もしてみてはいかがでしょうか?
今回は、再度山には登ることができなかったのですが、時間があるときに再び訪れたいと思います。
神戸の海側はおしゃれで散策にぴったりですが、たまには北側の緑に触れてみるのもいいかもしれませんね。
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