2016年8月21日日曜日

アイディアで人をつなぐ

先日のTEDxKOBEに関する記事は、読んでいただけましたか?

TEDxについて、簡単におさらいしておきます。
ボランティア団体が、TEDからライセンスを得て、TED形式でプレゼンを行ったり、アイディアをシェアしたりしている活動のことです。
Xというのは、アイディアで人をつなぐというところから来ていて、そのあとに団体名などが続きます。


そして本日2016/08/17、TEDxKOBEsalonが開催されました。
場所は、リニューアルしたNESCAFE三宮店。

















今回のテーマは、「City and Citizen





















ディスカッションの目的は、TEDの動画を見て、自分たちの知識を活かしながら、「より良い都市を作るために何ができるか」を考えることでした。
今の私たちに、すごく関わり合いのあるテーマだと思いました。





1830分〜

受付が始まり、好きな席に座ります。
この席で、アイディアを共有する顔ぶれが決まります。
1人で突然お邪魔してしまったのですが、快く受け入れてくださいました。



1930分〜

立て続けに3本のTEDの動画を鑑賞。
付箋にメモしつつ、貼り付けます。

このsalonの部分の写真をお見せしたいのですが、画像の貼り付けはNGということでした。
HPに上がっているものならOKということでしたので、リンクを貼っておきます。

(TEDxKOBEsalon リンク)⇒調整中



2000分〜

ディスカッション開始。
みなさんの意見が、こちら↓

































 
僕たちの班は、話し合いに没頭してしまったので、あまり付箋を貼っていませんが、画像のシェアについては、グループの方々にOKしていただきました。
国内や海外の都市と連携し、具体的に何ができるかについて、今回の問いに対する答えを探りつつ、真剣に話し合うことができました。
みなさん、しっかりとした意見を持っているので、自分はまだまだ未熟だと感じると同時に、日本は安泰だな~と強く自信を持つことができました。



2030分〜

グループ内の意見を、他のグループとシェア。
自分たちの班では思いつかなかったことに、いろいろと気づくことができました。
TEDのテーマの1つである「アイディアの化学反応」が起きる瞬間だと感じました。

最後に記念撮影を行い、そのあと懇親会という流れでしたが、今回は時間の都合で、懇親会には参加できませんでした。

STAFFの方は、「今は年1回だが、開催のスパンを短くしたい。毎月実施するのが理想」とおっしゃっていました。
今回、TEDxKOBE salonに参加させていただき、アイディアの共有は日常的にとても必要な行為だということをあらためて感じました。
動画を見て、意見を共有するだけでも、とても有意義な時間を過ごせます。

ぜひ一度、このようなイベントに参加したり、あるいはご自身で開催してみるのはいかがでしょうか?

ボルダリングを極める。

神戸は、ゴルフやボーリングなど、歴史的にもさまざまなスポーツが海外から初めて紹介された場所として有名ですね。

2020年の東京オリンピック開催が決まり、空手や野球など新しい競技が追加されましたが、その1つにボルダリングがあります。




















ボルダリングとは、最低限の道具(シューズとチョーク)で岩や石を登るスポーツなのですが、近年かなり流行しているスポーツで、神戸にもいくつか体験できる場所があります。

しかし、値段が高そうだったり、やり方がわからないなど、いちから始めるのには少し抵抗があるのではないでしょうか?

今回僕が紹介するのは、阪急王子公園駅を出て徒歩5分のところにある、「神戸登山研究所六甲サロン」です。








目の前の公園の中を歩くと、看板が見えてきます。



















入るとまず事務所があるので、そこで初回のみ登録を行います。
登録費用・年会費等は必要ありません。
住所・電話番号などを書き込みます。

次に、利用料500円とシューズレンタル料300円を支払い、靴を選びます。
ほとんどのボルダリングの練習場が11000円をゆうに超えるなか、実質の利用料が800円とは破格だと思います。



《靴選びのPOINT》

基本的には、自分の履いている靴のサイズと同じものを選んで構いません。
しかし、最近の靴は緩めのものも多いので、痛くない程度のぴったりの靴を選ぶと良いと思います。

2階に上がり、鞄を置くと、いよいよボルダリング練習場が・・・


ここの良いところは、 本格的なボルダリング場であるというところで、運が良ければ山岳のプロなども現れるので、無料で質の高い練習を行うことができます。

9時から21時までの12時間し放題なのですが、初めのうちは3時間持つかどうかだと思います。
僕も体験しましたが、本当にすべての指先がつらくなり、普段使わない筋肉を使うため、軽い筋肉痛を起こしました。
少しきついなと感じたらその日は引き上げ、感覚の残っている別の日にまた行ってみてください。
3回行くとほぼコツが掴めるらしいです。

ストレス発散・運動不足解消など、用途は様々ですが、楽しいボルダリングに一度ぜひ行ってみてはいかがでしょうか?
性に合っていると思えば、オリンピックも夢ではないのかもしれません!!

至福の一杯を売る店

カフェ: コーヒー。転じて、コーヒーなどを飲ませる飲食店。

















最近のカフェというと、雰囲気や外見を重視し、おしゃれの代名詞になっています。
利用者に憩いの場を提供し、画期的なインテリアやメニューで人気を集めるお店が増えている中、限られたメニューにもかかわらず、コーヒー通なら誰でも知っている喫茶店があります。

それが「御影ダンケ」さんです。
 
神戸のハイカラな文化は、神戸港によって生まれました。
他の記事でも、神戸港とコーヒーについて書かれているので、その深い関係はすでにご存じかもしれませんが、コーヒー荷揚量は、横浜に次ぐ第二位で、消費量もかなり多いです。
三宮での買い物のあと、喫茶店でほっと一息ついた経験がある人も多いのではないでしょうか?

店内はすごくモダンで、同時にシックで、少し厳かさも感じることができます。
この雰囲気は、世界で唯一のコーヒーがあるからこそ生み出されるものだといえるかもしれません。
















壁にあるたくさんのカップは、皇室御用達と同じものを使っているそうで、隣席の方とは違うカップが出てくるほど、一つ一つにこだわっています。

では、メニューを見てください。




















これだけ?と思うような少なさですが、その分、味に自信があるという証拠だと思います。

コーヒー通なら必ず知っている喫茶店ですが、他のお店とはなにが違うのでしょうか?
実は、焙煎後の一工夫がその秘密を握っています。
一般的に、コーヒーは焙煎という行為によって、生の豆を茶色っぽいいわゆるコーヒー豆に変え、独特の風味や香りになります。

御影ダンケさんのコーヒーは、「バターブレンドコーヒー」と呼ばれており、焙煎後のコーヒー豆に、バターを染み込ませています。
世界で唯一と言われる所以はここにあり、製法を知っているのは世界で店主のみだということだそうです。
訪れた際は、コーヒーの淹れ方にも注目してくださいね。

















「バターの味はするの?」という質問がでそうですが、実はバターの味はほとんどしません。
バターを入れることにより、コーヒーによりコクと深みを出し、マイルドな味わいにしているのです。

ブラックコーヒーが少し苦手だなぁ、という人でも大丈夫だと思います。
コーヒー独特の苦味を潰してしまうのではなく、程よく抑え、本来のコーヒーの味を引き出しています。
初めて訪れる際はぜひブラックコーヒーでお試しを。

阪急御影駅をすぐ南に下ったところにあります。
初めて門をくぐるときは、少し億劫になってしまうかもしれませんが、バターブレンドコーヒーを味わうと、ついつい立ち寄ってしまいたくなる喫茶店。
その一杯が、コーヒーに対するイメージをガラッと変えてくれるかもしれませんね。












2016年8月15日月曜日

神戸の山々

神戸には、北側に山、南側に海と、広大な自然が広がっています。
山で特に有名なのは六甲山で、もはや神戸のランドマークです。
しかし、今回紹介したいのは、地元の「高取山」と「再度山」です。

《高取山》
標高328mの高取山。
地元の方々には、「高取さん」と親しまれています。
斜面が急な分、がっつりと山に登りたい!という方にお勧めの山です。
山岳部の学生さんが練習している山でもあり、ゆっくり上っても1時間かかりません。
休日のお出かけにはぴったりです。























高取山には、いくつかの茶屋があります。
そのうちの1つが「中野茶屋」さんです。
































レトロな雰囲気で、登山者の憩いの場となること間違いありません!
近くに住む方の中には、毎日来ている常連さんもいたりと、リピーターも多いです。
アクセス方法もいくつかあるので、高取山に登る際はぜひ足を止めてみてはいかがでしょうか?















ちなみに頂上まで上がると高取神社があり、神戸の風景を一望できます。
新長田の鉄人28号像も、肉眼でとらえることができます。
神戸港から出港する船の往来も見ることができ、飽きることがありません。

《再度山》
470mある再度山(ふたたび山)。
中央区にある山で、はじめは緩やかに登っていきます。
ゆっくりハイキング気分でいけるのが、この山の特徴です。

再度山の由来は、真言宗で有名な弘法大師が唐へ密教の留学に行く際、船旅の無事と学問成就を祈念して参詣し、無事に帰ってきたとき、再びここで修行をしたというところから、この名前がついたのだそうです。

私たちが知らないだけで、あちこちに歴史上の偉人とつながっている場所があることを考えると、知ることが楽しくなってきます。

この山のふもとにある茶屋は「ちまき工房ゆき」さんです。















現代風なデザインの茶屋で、おしゃれですね。
暑い日の避暑地にもなり、子供用の小さい公園もあります。
カフェのようにお茶をする場所としての利用もお勧めですが、中華料理も多く扱っているので、ぜひお食事もしてみてはいかがでしょうか?

今回は、再度山には登ることができなかったのですが、時間があるときに再び訪れたいと思います。

神戸の海側はおしゃれで散策にぴったりですが、たまには北側の緑に触れてみるのもいいかもしれませんね。

2016年8月14日日曜日

神戸を代表するB級グルメ「ぼっかけ」

神戸港は、昔からたくさんの異国文化を積極的に取り込み、発展してきました。

いま兵庫県にある有名な食べものの中にも、神戸港から伝わってきた食材が使われている

ものがたくさんあります。


さらに・・・!

神戸港は、きゅうりや玉ねぎやトマトといった野菜の種」の輸入が、数量・金額

ともに全国一位の港なのです!

そこで今回、神戸市の数ある郷土料理の中から選んだ一品をご紹介します!
それは「ぼっかけ」です。
三ノ宮付近で食べることができる店は、5店ほど。
その中の一つである、神戸空港の牛すじ壱成」に行ってきました!



私が食べたのはこの店の人気商品「牛すじ ぼっかけ丼」です。
だし巻きとみそ汁と漬け物がセットで980円。

お財布にも優しく、そしておいしかったです♪

しかも、神戸空港にあるため、窓側に座ると・・・
目の前に飛行機が✨
運が良ければ、タイガースジェット(スカイマーク)などの
珍しい飛行機もみることができるかもしれませんよ。

ここで少し「ぼっかけ」について紹介します

ぼっかけは神戸市長田区発祥といわれています。
震災後約10年で「そばめし」とともに全国区になり、長田復興の一つの象徴となりました。
 
作り方も簡単!牛すじとこんにゃくを甘辛く味付けして煮込むだけ!
後はお好みの味付けで召し上がれ~

現在では、ぼっかけラーメンやぼっかけコロッケ、うどんのトッピングとしても使われています。

壱成には他にも神戸ゆかりの食べ物がたくさんありました。

☆営業時間・・・10:00~21:00(ラストオーダー20:30)
☆定休日・・・年中無休
☆アクセス・・・神戸空港ターミナルビル




神戸風月堂

神戸の元町商店街の中にある「神戸風月堂」の元町本店に行ってきました。

元町商店街は、南京町の近くにあり、アクセスもしやすいので、地元の人も観光客も多く集まる商店街です。
神戸港にほど近い元町は、ファッションや語学、そしてスイーツなどの外国文化がいち早く紹介され、親しまれてきた、海外と神戸を繋ぐ場所のひとつです。



風月堂と言えば「ゴーフル」を連想される方が多いと思いますが、風月堂では、ゴーフル以外にも季節の和菓子や洋菓子がたくさん提供されています。
そんな素敵なお菓子を見ながら、お店の奥へと進んでいくと、カフェスペースがあります。
窓側の席からは、お隣の風月堂ミュージアムも見えます。


「天気も良くて、素敵な場所だなぁ」とぼんやり考えていると、注文していたケーキとホットコーヒーが運ばれてきました。





















このケーキセットでは、好きなケーキを選ぶと、それに合うダックワーズとアイスがついてきます。
ドリンクとセットで、1260円。
私が選んだのは、チョコレートの甘みとコーヒーのほろ苦さが絶妙にマッチしたオペラ」というケーキ。
もう、本当に美味しくて、ずっと食べてたいと思ってしまいました😊
ここは、静かでゆったりとした時間を過ごすことができるので、お勧めのカフェスポットです☕

そして、甘いものを食べた後は、お隣の「風月堂ミュージアム」へ・・・。


入るなり、包装されたゴーフルを2枚無料で貰うことができました!(^^♪

ミュージアムの中では、ゴーフルの歴史を知ることができたり、ゴーフルを作るときに使われていた機械や、実際ゴーフルを作っているところを見ることができます。


その中でも、一番驚いたのはこれ↓


これ、全部食べることができるんです!
職人さんが一つ一つ作って完成させた作品らしく、近くで見てもリアルで、昔の神戸の様子を知ることができます。

入場料は無料で、係の方も優しくて様々なことを教えてくれるので、神戸の元町商店街を訪れた際は、是非、この風月堂ミュージアムにも足を運んでみてください。

みなとまつり<食べ歩き編>

みなさん、こんにちは。
7月17日(日)、18日(月)に、神港第二突堤で「みなとまつり」が開催されていたので、出かけてきました。
そこにはたくさんの屋台がありましたが、そのなかで3つ、気になった屋台の食べ物を試してみました。

まずは、「神戸ビーフバーガー」。

 パンの中には、キャベツと、その上に神戸ビーフで作ったハンバーグが「どーん」とのっていました!
ケチャップをかけて食べます。
女性でもぺろりと食べられるような大きさでしたが、食べごたえはありました!
すごくおいしいかった。
価格は300円でした。








続いては、本格的な「神戸ビーフ」!

注文すると、その場でお兄さんが豪快にお肉を焼いてくれたので、近くでその様子を見ることができました。
味付けは、神戸ビーフの味そのものがわかる、あっさりとした塩コショウ。
お好みで、レモン汁を一絞り。
かなり本格的でした。
価格はなんと600円!
ワンコイン+αで、本格的な神戸ビーフを、気軽に味わうことができました!!







最後は、デザートの「マンゴーかき氷」。
 
この屋台には、人の行列がずら~っとできていたので、気になって並んでみました。
600円を差しだして出てきたのは、こちらのかき氷。
出てきた瞬間、びっくり!
かき氷の上に、大きなマンゴーがゴロゴロ乗っていて、かき氷の大きさも食べごたえ満点。
練乳もかかっていて、甘酸っぱくて美味しかった~!!





マンゴーかき氷と言えば、台湾が有名で、やはりマンゴーがたくさんのっていて、練乳がかけられています。
神戸のマンゴーかき氷も、本場のかき氷に負けないぐらい食べごたえがあって、マンゴーもフレッシュで美味しかったです。
屋台ひとつ取っても、やはり神戸は異文化をうまく取り入れていますね。
 
今回、300以上の屋台が軒を連ねていて、美味しそうな食べ物がたくさんありました。
たくさんすぎて、とても迷いました・・・。

↑のような屋台の他にも、カレーだけの屋台ブースやお土産屋さんなど、本当にたくさんの様々な屋台がありました。
屋台の人も元気で明るく、こうべまつりを盛り上げていました。
来年もどのような屋台が出るのか、すごく楽しみですね!
今年参加できなかったみなさんも、ぜひ来年参加してみてくださいね。

神戸の工場見学

皆さん、神戸には工場見学できる施設がたくさんあるのはご存知でしょうか。

意外と知られていないことが多いので、今回は2か所紹介したいと思います!

 

一つ目は、「めんたいパーク神戸三田」です。

 

 

めんたいパークは、神戸市北区にあります。

ここでは、明太子の製造過程を無料で見学することができます。

また、できたて明太子の試食ができたり、明太子を使ったフードなどもあり、老若男女楽しめる施設です。

私は今回、フードコートで明太子おにぎりとめんたいソフトを食べました。

おにぎりはとても大きい!

めんたいソフトは、はじめは食べるのをためらいましたが、独特な味がしておいしかったです。

騙されたと思ってぜひ挑戦してみてください!(笑)

 

 

また、有料でめんたいランドにも入れます。

ここでは、明太子のことを楽しく勉強することができます。

まだ私も入ったことがないので、次に行く機会があれば入ってみたいです。

お土産も充実しているので、できたての明太子をお家で召し上がってみてはいかがでしょうか。最寄駅から無料送迎バスが出ていて、アクセスが良いことも魅力のひとつです。

 

二つ目は、キリンビール神戸工場です。

 

 

ここも神戸市北区にあり、先ほど紹介しためんたいパークと近い場所にあります。

めんたいパークの後に、キリンビール工場に行ってみてもいいかもしれません。(ちなみに私はそのルートで行きました。)

ここでは、キリンビール一番搾りの製造過程を無料で見学することができます。

 

 
見学の後は、ビールの試飲もできます。
未成年やドライバーの方、安心してください!
ノンアルコールビールやジュースも用意されているので、「なんや、私は飲めへんのか。」などと思わないでください!(笑)
直営のレストランもあるので、おいしいビールを片手においしいものを食べてみるのも、大人の楽しみ方ではないでしょうか。
もちろん、無料送迎バスもあるので、ビールを飲みたい方は、車ではなく公共交通機関などで来ることをお勧めします!

神戸に工場が多い理由のひとつは、神戸港があることではないでしょうか。

様々な国からの食材が、神戸港に運ばれます。

日本ではなかなか調達できない食材が輸入されることによって、美味しい食品が作られるのです。

日本の工場技術は凄いですね。

神戸には、他にもまだ工場見学できるスポットがたくさんあるので、随時紹介していきたいと思っています!

乞うご期待!!

下町の商店街

















ここ数年で、たくさんの商店街が日本から姿を消しました。
「シャッター通り」と呼ばれるところも増え、中心地へ人が集まりました。

デパートやスーパーの台頭で、私たちの暮らしは豊かになりました。
しかしその反面、少しよそよそしいご時世になってしまったのかなと思います。

そんな中、私の地元に古き良き時代の商店街がいまだ残っています。
神戸市須磨区にある「板宿商店街」です。

















「板宿」という地名は、大宰府に左遷される菅原道真のために、地元の人々が板囲いの宿を建ててもてなしたことに由来しています。
先日のブログには、彼にゆかりの深い「北野天満宮」も掲載されていました。
そこからは、神戸の街や神戸港も一望できます(北野天満宮リンク)。

昔ながらのアーケードに、個人商店が立ち並ぶ商店街。
最盛期よりはかなり店舗数も減り、多くの店は入れ替わり、見た目も大きく変わりましたが、いまでも活気にあふれています。
およそ20年間、ここで育ってきましたが、通るたび人々の思いを感じます。
 

淀みに浮ぶ うたかたは、かつ消えかつ結びて、久しく止まる事なし。
 

諸行無常を謳った鴨長明「方丈記」の一説が思い出されます。

巷で「町おこし」という言葉をよく聞きます。
ここでも、地元の方々が協力し、積極的に町おこしを行っています。
例えば、夜市や祭、「イタヤドカリちゃん」というマスコットキャラやそのテーマソングを作ったり。


















↑イタヤドカリちゃん

神戸には、板宿商店街以外にも「三宮センター街」などの商店街が数多く残っており、メディアに取り上げられることも多いです。
今回は、下町にもよいところがあるということを知ってもらい、よりたくさんの商店街を盛り上げていきたいと思って、記事を書いてみました。
 
港町・神戸といえば、華やかで国際交流豊かな三宮や元町付近がまずはイメージされますが、少し離れると、昭和の風情ある街並みが残っているというのも誇らしいことです。
港町と商店街は、あまり直接的に関係がないように思われますが、長い歴史を持つ神戸で、その歴史を生かした港町を作ると考えれば、地元商店街の活性化は必要不可欠であると思います。
源平に関する寺社仏閣も、この辺りには数多くあります。

神戸の西部エリアにも、是非一度訪れてみてはいかがでしょうか?
 

2016年8月12日金曜日

紅茶の店ARIEL(アリエル)

つい先日、前から気になっていた喫茶店に行ってきました。
ARIEL(アリエル)という紅茶専門店で、西区にある神戸学院大学有瀬キャンパスのすぐ近くにあります!



神戸は、ケーキなどのスイーツの一世帯当たりの消費量が多いことで有名ですが、実は日本で最も紅茶の消費量も多い街なんです!
ケーキと相性の良い紅茶の消費量が多いというのは、西洋文化がいち早く浸透している神戸ならでは、ですね(o^―^o)

神戸と紅茶の関係は大正時代から始まり、港がある神戸では西洋文化を積極的に取り入れていたので、紅茶に関するビジネスが行われていました。

昭和になると、イギリスの大手紅茶メーカー「リプトン」が、日本で初めての国内生産工場を置き、神戸に本社を設置したリプトンジャパンと共に、紅茶がたくさん生産されるようになりました。
つまり、いま日本全国で飲まれているリプトンの紅茶は、神戸から始まったのです。

というわけで、神戸には多くの紅茶専門店がありますが、今回はARIEL(アリエル)さんを紹介します。

お店の中に入ると・・・




















昔ながらのレトロな作りになっていて、とても穏やかで静かな雰囲気でした。
マスターが一人で経営されていて、店内にはたくさんのティーカップが飾られていました。
(※ちなみにマスターは神戸学院大学出身です!)

紅茶のメニューがたくさんあって、一つ一つの説明が詳しくされていて、どれを頼もうかすごく悩みました💦
私はすごくお腹が空いていたので、紅茶がついているランチセットを頼みました(⌒∇⌒)



具が入っていないシンプルなカレーでしたが、ものすごくスパイシーで美味しかったです!
食後には、とても本格的な紅茶が運ばれてきました(^^♪


三種類あった中で、私はチャイティーを選びました。
チャイティーは、シナモンがすごく効いていて、とても美味しかったです!

カレー以外にも、とっても美味しいスコーンやトースト、ケーキもあります。
年中無休で、個室はないですが、とても優雅な時間を過ごせます!

マスターは、雑誌などにたくさん取り上げられていて、教室も開催しているそうです。
紅茶に興味のある方は是非!


本当におすすめなので、近くに寄った際に是非行ってみてください(^▽^)/


営業時間
10:00~21:00
ランチ営業、日曜営業
年中無休
完全禁煙
駐車場
有(3台分)