神戸は今年、神戸開港150年を迎えました。
150年のデザインには、神戸とゆかりのあるいくつかのものが紹介されています。
例えば、コーヒー、水族館、ボーリングなどなど。
その中に、あるフレーズが書かれています。
「コーヒーも映画もはじめは港からやってきた」。
そう、神戸は「映画」の街でもあるのです。
今回は、映画について紹介しようと思います。
1894年、発明王エジソンは「キネトスコープ」というものを発明しました。
それは1本のフィルムに連続写真を記録し、いまの映画とは違ってスクリーンにただ映すのではなく、箱の中でフィルムが回転しているのを穴からのぞいて見るものでした。
それが、神戸の武器商らに輸入され、1896年に神戸港にやってきました。
そして、その年の11月25日から29日まで、花隈の神港倶楽部で初めて一般公開されました。
それがとても人気だったので、12月1日まで延長されました。
そのため、現在、日本では12月1日は「映画の日」とされています。
そしてそして、みなさんご存じでしたか?
神戸のメリケンパークには、映画記念碑があります。
それは、1987年に「映画記念碑を建てる会」によって建てられました。
見た目はまるで小さな映画館のようなたたずまいで、スクリーンと座席があります。
スクリーンの像は実際にくりぬかれており、その間から神戸の海や街並みをまるでスクリーン上で見ているかのように見ることができます。
さらに、座席には映画評論家の淀川長治が選んだ国内、国外の映画スターの名前が一人ずつ彫られています。
意外と知られていない神戸と映画の歴史について紹介させていただきました。
座席から見えるスクリーンの中の景色はかなりきれいです。
ぜひ行ってみてくださいね!
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