2017年7月18日火曜日

神戸市立博物館

611()、神戸市立博物館へ行ってきました。

 

~遥かなるルネサンス -天生遣欧少年使節がたどったイタリア~という特別展が開催されていました。
高校時代に世界史を学んでいたので、個人的に興味のある展覧会でした。



時は遡り16世紀、日本人が初めてルネサンス期の芸術でヨーロッパの文化にふれた時代を素晴らしく表現しています。

美術館に入ってすぐのところに、伊藤マンショら 天生遣欧少年使節の展示コーナーがありました。


ヴェネツィア、ミラノ、ジェノヴァといった有名な都市の風景画もあり、ヨーロッパの世界観を大いに楽しめることでしょう。

今回の展覧会の目玉は、ブロンズィーノが描いた《ビア・ディ・メディチの肖像》と、ヴェネツィアの画家ドメニコ・ティントレットの工房で描かれた《伊東マンショの肖像》です。


他にもポルトガルのテイシェイラが描いた日本列島も展示されています。
その形は独特で、現在の日本列島とは全く違うもののように見えます。
どの展示コーナーも、魅力溢れるものばかりでした。

神戸市立博物館では、「国際文化交流-東西文化の接触と変容」をテーマに、地域の歴史を伝える資料の常設展示も行っているそうですので、またの機会にそちらもじっくり観てみたいと思います。

神戸市立博物館
http://www.city.kobe.lg.jp/culture/culture/institution/museum/main.html

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